令和 2年 9月 定例会 令和2年9月・第420回定例会 会議録(第1日) 令和2年8月31日(月) 午前10時 開 議1.議 事 日 程 第1.
会議録署名議員の指名 第2.会期の決定 第3.議案第48号から議案第60号まで(13件) (一括上程、
提案理由の説明) 第4.議案第61号 副市長の選任について2.出 席 議 員(18名) 1番 廣 瀬 浩 司 君 2番 木戸屋 八代実 君 3番 林 順 和 君 4番 ダニエル 益 資 君 5番 白 﨑 貴 之 君 6番 伊 東 由起恵 君 7番 松 本 嘉 彦 君 8番 廣 田 憲 徳 君 9番 堀 田 昭 一 君 10番 髙 田 育 昌 君 11番 野 村 勝 人 君 12番 梅 林 厚 子 君 13番 永 田 正 幸 君 14番 松 田 元 栄 君 15番 川 端 義 秀 君 16番 髙 岡 和 行 君 17番 畑 中 章 男 君 18番 榮 正 夫 君3.説明のため出席した者の職・氏名 市 長 石 山 志 保 君 副 市 長 田 中 雄一郎 君 教 育 長 久 保 俊 岳 君 企 画 総務 川 端 秀 和 君 部 長 政 策 局長 真 田 正 幸 君 民 生 環境 坂 井 八千代 君 部 長 産 経 建設 朝 日 俊 雄 君
産経建設部 齊 藤 清 英 君 部 長 理 事
教育委員会 清 水 啓 司 君 消 防 長 飯 田 裕 人 君 事 務 局長 財 政 課長 吉 田 克 弥 君 財 政 課 小 林 則 隆 君 課 長 補佐4.
事務局職員出席者 局 長 岸 田 尚 悟 次 長 山 田 明 美 次 長 補佐 岡 吉 男 企 画 主査 嶋 田 幸 代5.議事 (午前10時00分 開議)
○議長(
梅林厚子君) おはようございます。 これより令和2年9月第420回
大野市議会定例会を開会いたします。 本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりであります。 この際、諸般の報告をいたします。 去る6月定例会で採択しました陳情を市長に送付しておきましたが、その処理結果の報告がありましたので、お手元に配布しておきましたからご覧いただきたいと思います。 次に市長から、 報告第7号 継続費の精算報告について 報告第8号
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告について 報告第9号
一般財団法人大野市
公共施設管理公社の
経営状況について 報告第10号
株式会社平成大野屋の
経営状況について 報告第11号
株式会社昇竜の
経営状況について 報告第12号
一般財団法人越前お
おの農林樂舎の
経営状況について 報告第13号
一般財団法人水への
恩返し財団の
経営状況について 報告第14号 専決処分の報告について(
損害賠償額の決定)の以上8件が提出されております。 お手元に配布しておきましたから、ご覧いただきたいと思います。 これより日程に入ります。 日程第1「
会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により議長において、 18番 榮 正夫さん、1番 廣瀬浩司さんの両名を指名いたします。 日程第2「会期の決定」を議題といたします。 本定例会の会期については、去る6月18日、7月27日、8月24日、そして本日、
議会運営委員会を開き協議されましたので、その結果について委員長から報告願います。
議会運営委員長、
畑中章男さん。 (
議会運営委員長 畑中章男君 登壇)
◎
議会運営委員長(
畑中章男君) 令和2年9月第420回
大野市議会定例会の会期等につきましては、去る6月18日、7月27日、8月24日、そして本日、
議会運営委員会を開き協議いたしました。 その結果についてご報告申し上げます。 まず本定例会の会期は、本日8月31日から9月17日までの18日間といたしました。 次に、日程について申し延べます。 本日は、まず
理事者提出の各議案を上程し、
提案理由の説明を行います。 その後、副市長の選任についての議案を上程し、採決を行います。 9月1日から4日までは議案調査。 5日と6日は休会。 7日は、
一般質問を行います。 8日は、7日に引き続き
一般質問を行い、
質問終結後、
決算特別委員会の設置及び委員の選任を行います。 引き続いて、請願・陳情を上程し、議案及び請願・陳情を各委員会に付託いたします。 次に、委員会の日程といたしましては、9日は
産経建設常任委員会、10日は
民生環境常任委員会、11日は
総務文教常任委員会を開きます。 12日と13日は休会。 14日は、午前10時から
人口減少対策特別委員会を、そして午後1時から未来へつなぐ
まちづくり特別委員会を開きます。 15日と16日は、
委員会予備日。 17日は最終日で、各
委員会審査の結果を委員長より報告の後、質疑、討論、採決を行います。 以上であります。 各員におかれましては、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いいたしまして、当委員会の報告といたします。
○議長(
梅林厚子君) お諮りいたします。 本定例会の会期は、ただ今の委員長の報告のとおり、本日から9月17日までの18日間といたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
梅林厚子君) ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、委員長の報告のとおり18日間と決定いたしました。 日程第3「議案第48号から議案第60号まで」の13議案を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 市長、石山君。 (市長
石山志保君 登壇)
◎市長(
石山志保君) 令和2年9月第420回
大野市議会定例会の開会に当たり、
新型コロナウイルス感染症対策や市政の
重要課題の
取り組み状況について申し述べますとともに提案いたしました各議案の概要についてご説明申し上げます。 今月28日、
安倍総理が辞意を表明されました。 長きにわたり
内閣総理大臣の重責を担われたことに敬意を表しますとともに、体調が早く良くなられますようゆっくり休んでいただきたいと思います。
新型コロナウイルス感染症について、政府は、7月6日に
新型コロナウイルス感染症対策分科会を設置し、今後の
新型コロナウイルス感染症対策について検討しています。 国内の1日当たりの
新規感染者数は、7月29日以降、連日のように1千人を超え、今月20日までで累計6万人を超えました。 分科会では、6月下旬からの全国での
感染拡大は7月下旬にピークに達し一部の地域では
新規感染者数が緩やかに減少し始めているという見解がありますが、お盆期間中に人の移動があったことなどから、さらに感染が拡大するリスクもあるとして引き続き
感染対策をしっかり取る必要があるとしています。 福井県においては、4月29日から7月11日まで
新規感染者が確認されていませんでしたが、7月12日に確認されて以降、昨日までで100人、累計222人の感染者が報告されました。 今月27日、直近1週間の
新規感染者数が基準を超えるなどしたため、福井県
感染拡大警報を発令し、
県民行動指針を
バージョン10に改訂しました。 福井、
丹南地区のカラオケを伴う飲食店のうち、
感染防止徹底宣言ステッカーを掲示していない施設に対し、昼間の休業を要請しています。 本市は、県の指針や発表があり次第、市施設の
管理運営や
イベント等の開催基準の方針を決めるとともに、ホームページやSNSを活用して
新型コロナウイルス感染症に関する情報を発信し、市民、事業者に対する
感染拡大防止策の徹底への協力を依頼してきました。 本市へも感染の波及がいつ起きてもおかしくない状況と認識しており、市議会のご協力をいただき、いち早く予算を確保し、
感染症対策に取り組んできました。 4月8日以降、市内では
新規感染者が確認されておらず、市民と事業者による日頃からの
感染症予防への
取り組みによるものと感じています。 皆さまには引き続き、
県民行動指針に沿って
マスク着用、手指の消毒、3密を避けるといった基本的な
感染防止策、新しい
生活様式の
取り組みを着実に行っていただくとともに、
感染拡大注意地域との往来は慎重にご判断いただくようお願いします。 それでは、これまでに取り組んできた主なものを申し上げます。 市民の暮らしを確保するため家計の支援として1人当たり10万円を給付する
特別定額給付金は32,597人に給付し、執行率は99.91㌫でした。 また、通所型の
障害福祉サービスを利用する
在宅障害者に1人当たり1万円を給付する
通所型障害福祉サービス利用者支援給付金は214人に給付し、執行率は100㌫でした。
子育て世代を応援するための児童1人当たり3万円を給付するがんばれ
大野っ子応援給付金は3,467人に給付し、執行率は99.97㌫、辞退1人でした。 また、子どもに笑顔を届けるテイクアウトチケットは4,307人に配布し、今月27日現在の換金率は97.3㌫となっています。 市内の雇用と事業を守るため、
商工業者向けの
各種支援制度の
相談窓口は4月24日以降、引き続き強化しています。 福井県
経営安定資金(
新型コロナウイルス対策分)の
制度融資に必要な
セーフティネット4号の認定件数は、今月27日現在、155件で、
融資見込み件数は33件、
融資見込み額は10億7,000万円となっています。 1
世帯当たり1万円分の
地域振興券を配布し、
市内事業所での
利用促進を図っている結の
故郷地域振興券は、今月27日現在、11,604世帯に配布し、換金率は51.5㌫となっています。
取扱店舗数は387店舗で、
地域振興券の使用期限は12月31日までとなっていますので、引き続き
利用促進を図っていきます。
大野っ子の学びを支えるための、児童・生徒1人1台の
タブレット端末の整備については、6月に契約を締結し、本年度末までの導入を進めており、併せて機器を用いた指導の充実と学習効果の向上を図っています。
感染防止対策のため、保育所や
児童センター、
小中学校などの施設におけるマスクや消毒液などの衛生用品や、災害時の避難所で使用する資機材、健診会場などで使用する備品などについて順次購入しています。 本定例会では、新たな日常の実現に向けて行政の
デジタル化を推進するため、
市民生活課窓口や
観光施設等に
キャッシュレス決済の導入や、
各種会議や研修会などを
リモートで開催できる環境の整備に必要な経費を計上した
補正予算案を提出しています。 このほかにも新しい
取り組みとして、スマートフォンアプリを使った
オンラインマラソン大会の開催経費や市内の消費喚起を目的にした
プレミアム付き商品券、がんばれ
大野地域応援券の発行に必要な経費を計上しています。 また、がんばれ
大野っ子応援給付金について、新たに令和2年5月1日から令和3年4月1日までに生まれた新生児を対象に拡充し、県民を対象に実施している観光誘客おおのまるごと満喫お
得キャンペーンについて、新たに12月以降の
冬バージョンを実施するための経費を計上しています。 さらに、感染症により中止となったイベントや事業について減額補正し、また国の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の2次分の
交付限度額が決まったことから、これまで
補正予算に計上していた事業に対して
臨時交付金を財源充当し、
財政調整基金繰入金を減額補正した
補正予算案を提出しています。 終戦の日から75年の歳月が流れた現在、戦争を実体験した世代がますます少なくなっている中、今月18日に、学びの里めいりんにおいて、大野市
戦没者追悼式を、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止の観点から規模を縮小してご遺族や関係各位約50人の皆さまにご参列いただき挙行いたしました。 戦争を乗り越え平和な世界を築いてこられた先人への感謝の心と、その子孫であるという誇りを持ち、戦争の記憶を風化させることのないよう世代を越えて語り継ぎ、平和な世界を守り、希望に満ちた明るい未来を切り開いていくことに力を尽くすことを誓いました。
基本構想に掲げる10年後の本市の将来像を実現するため、令和7年度までの5年間を
計画期間とする第六次大野市
総合計画前期基本計画について
策定作業が進んでいます。 将来像、人が
つながり地域がつながる住み続けたい結のまちの実現のための六つの
基本目標ごとに
幹事会専門部会を設けて施策の検討を行っており、今月12日には審議会において
基本施策や
計画構成の素案について協議いただきました。 大野市
総合戦略について、
前期基本計画と並行して
改訂作業を進めており、今月26日に大野市
人口減少対策会議を開催し、
人口減少対策に資する施策や
人口ビジョンについて協議いただきました。 それでは、市政の
重要課題の進捗(
しんちょく)状況について第五次大野市
総合計画の構想実現のための柱に沿ってご説明申し上げます。 最初に、人が元気について申し上げます。 まず、大野ですくすく
子育て応援パッケージについて申し上げます。 第2子の
保育料免除、
家庭育児応援手当の支給、
子ども医療費助成の拡充の3事業が9月から順次始まります。 第2子の
保育料免除については、保護者の所得に関係なくこれまでの第3子以降に加え第2子の保育料を無償にするもので、新たに対象となる児童は約130人です。 また
家庭育児応援手当の支給については、第2子以降で3歳未満の子どもを在宅で子育てする世帯に対し月額1万円の
応援手当を支給します。 こちらも保護者の所得に関係なく支援するもので、対象となる児童は約30人です。
子ども医療費助成の拡充は、10月診療分から
子ども医療費の
助成対象者を県内の大学や
専門学校などに通学している20歳の学生まで拡充します。 新たに対象になる方は、約900人です。 次に、
福祉関連の
各種計画について申し上げます。 大野市
障害者計画、
障害福祉計画、
障害児福祉計画、越前お
おの高齢者福祉計画、第8期
介護保険事業計画について、それぞれアンケートや意向調査などを実施し、6月から今月にかけて開催した
策定委員会において計画の素案などについて協議いただきました。 次に、
健康づくりについて申し上げます。 7月24日から、歩くことから始める
健康づくりプログラム、おおのヘルスウォーキングプログラムをスタートしました。 1日に歩いた歩数や
活動エネルギー量を記録し、経過や結果を個人ごとにグラフなどで確認でき、日々の効果をご自身で検証できるものです。 今よりプラス1000歩を合言葉に、200人の40歳以上の市民が、11月30日までの約4カ月の間、ウォーキングを楽しみながら
健康づくりを行っています。 次に、百寿者、米寿者の訪問について申し上げます。 来月12日に、百寿を迎えられる17人と米寿を迎えられる362人の方々のご自宅などを訪問してお一人お一人に長寿のお祝いを申し上げさせていただく予定です。 次に、
小中学校の再編について申し上げます。
教育委員会では、
小中学校再編計画案の作成に向けて、6月22日に1回目の
小中学校再編計画検討委員会を開催し、これまでに3回の
検討委員会において本市にふさわしい
小中学校の在り方を検討していただいています。 次に、
乾側小学校について申し上げます。
教育委員会では、令和3年4月1日の
下庄小学校との
先行再編に向けて
乾側小学校先行再編準備委員会を6月24日に設置し、学校、保護者及び
地域住民の方々が協働して準備や諸課題について協議を重ねられています。
先行再編に伴う学用品の補助やスクールバスの購入など、必要な経費を計上した
補正予算案を本定例会に提出しています。 次に、大野市
総合文化祭について申し上げます。 第54回大野市
総合文化祭は、令和にはばたけ大野の文化をテーマに、
大野市民による
大野市民のための文化祭として、10月25日のリズムにのって、結の
故郷吹奏楽祭を皮切りに11月3日まで、
感染防止対策に万全を期しながら結とぴあや
文化会館を中心に開催します。 次に、
表彰制度の活用について申し上げます。 このたび、平成10年3月から20年以上にわたって
カーブミラーの
清掃活動に取り組んでこられた功績が評価された越前信用金庫が、
道路愛護団体などに対する
国土交通大臣表彰を受賞されました。 また中
山間地域における
農業生産活動の
取り組みなどが評価された松丸中
山間地域振興協議会が、
北陸農政局長賞を受賞されました。 さらに元大野市
教育委員の
清水美那子さんが
全国市町村教育委員会連合会表彰を、
人権擁護委員の大谷惠子さんが、
全国人権擁護委員連合会会長表彰を受賞されました。 皆さまの各分野における長年のご活躍とご尽力にあらためて敬意を表しますとともに、今後ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。 次に、
防災対策について申し上げます。 本年は、梅雨前線が本州付近に長期間停滞し、例年にない長雨をもたらしました。 7月、
線状降水帯が多数発生したことなどから熊本県や山形県で河川が氾濫し、家屋が浸水する被害が発生しました。 お亡くなりになられた方々に対し、心からお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々をお見舞いし、併せて一日も早い復旧、復興をご祈念申し上げます。 本市でも大雨が続き、幸いにも被害が少なかったものの、赤根川や清滝川、石徹白川で
水防団待機水位が続き、土砂災害に警戒してきました。 7月6日には
水防団待機水位を超え、さらに大雨が予測されたことから
新型コロナウイルス感染症対策を取った
自主避難所を開設しました。 次に、
ハザードマップについて申し上げます。 今月6日、
九頭竜ダム、真名川
ダム下流河川の
ダム下流水害リスク図が公表されました。
本市ハザードマップの年内の作成を目指して、この
リスク図とこれまでに公表されている水防法に基づく
洪水予報河川及び
水位周知河川の
洪水浸水想定区域図に同
法指定河川以外の福井県
管理河川の
水害リスク図を重ね合わせる調整を行っています。 次に、大野市国土強靭(きょうじん)
化地域計画について申し上げます。 今月26日に3回目の
策定委員会を開催し、計画に記載する推進方針の確認や重点的に取り組むべき事項について協議し、ご意見を頂きました。 続きまして、2番目の柱、産業が元気について申し上げます。 最初に、
中部縦貫自動車道について申し上げます。
大野油坂道路の
大野インターチェンジから(仮称)
和泉インターチェンジ区間が、令和4年度に開通する見通しと、
国土交通省から発表されたことを受けて、6月30日に
国土交通省近畿地方整備局を訪問し、
大野市民を代表してお礼申し上げるとともに
早期開通に向けた着実な整備について要望してきました。 また今月27日に、
大野市議会未来へつなぐ
まちづくり特別委員会に同行させていただき、
福井河川国道事務所において、
近畿地方整備局長などとの
リモートによる
テレビ会議に参加し、着実な整備について要望させていただきました。 翌28日には、
中部縦貫自動車道建設促進福井県協議会の
要望活動に出席し、
国土交通省、財務省に対して
大野油坂道路の
早期開通を要望しました。
議員各位におかれましては、機会を捉えて
要望活動に取り組んでいただいており感謝申し上げますとともに、引き続き、ご支援とご協力をお願い申し上げます。 工事の進捗(
しんちょく)状況については、大野・
大野東区間では、中津川、
横枕地係での
清滝川橋の橋台工と、
新塚原地係で
県道五条方松原出勝山線と交差する箇所の七板橋の橋台工のほか、
盛土工事が進められています。 また新たに
堂本地係で国道157
号大野バイパスに架かる堂本橋の橋台工の準備を進めていると伺っています。 大野東・
和泉区間では、7月末現在、荒島第1
トンネルの
掘削工事は約90㌫に当たる2,296㍍まで掘り進んでおり、順調に掘り進めば年度内に貫通する見通しと伺っています。 荒島第2
トンネルの
掘削工事は、約30㌫に当たる1,482㍍まで掘り進んでいるほか、
和泉トンネルは、7月22日から
下山岡畑地区側からの掘削も始まりました。 和泉・
油坂区間では、
石徹白川橋上部工や此の木谷橋の橋台工、
川合トンネルや新
長野トンネルなどの
掘削工事が進められているほか、
上半原トンネルの
掘削工事に向けた準備も進められています。 引き続き早期の全線開通に向け、国、県に対し全面的に協力していきます。 次に、
県道皿谷大野線の整備について申し上げます。 かねてより県に対して、市街地への
アクセス道路となる
一般国道157
号大野バイパスから
中挾交差点を結ぶ
一般県道皿谷大野線整備を要望してきたところ、7月31日に
新規事業として採択することが発表されました。 県は令和10年度の完成を目指しており、本市といたしましても一日も早い開通に向けて協力していきます。 次に、道の駅越前お
おの荒島の郷について申し上げます。
施設整備につきましては、現在、屋根や床、外装などの
建築工事とともに、電気や空調、給排水などの
設備工事を本格的に進めています。 来春の開駅に向け順調に工事が進捗しており、
管理運営に関しては、かねてより
指定管理予定者の
中日本ハイウェイ・
エンジニアリング名古屋株式会社と進めてきた準備が整ったことから、施設の設置について必要な事項を規定する
大野市道の駅越前お
おの荒島の
郷設置条例と
指定管理者の指定、
大野市道の
駅POSレジシステムの売買契約の締結の議案を本定例会に提出しています。 また施設内の物販、
飲食テナントの
出店事業者が決定し、商品の陳列、
飲食スペースなどのレイアウトを確定できたことから道の駅の
管理運営に必要な備品の購入経費などを計上した
補正予算案を本定例会に提出しています。 さらに
大野市道の駅産直の会への支援については、魅力ある
商品ラインナップの充実を図るため、会員を対象に
中小企業診断士による
個別相談会を隔週で開催し、
商品づくりなどに取り組んでいます。 今後は、
農林産物の栽培研修などを開催するほか、
奥越明成高校と連携し、特産作物を使ったスイーツなどのテイクアウトメニューの開発に取り組んでいきます。 次に、大野市
富田産業団地と
企業誘致について申し上げます。
富田産業団地の北側部分では、造成盛土と緑地の
整備工事を終え、引き続き井戸設置の工事を進めており、年度内の完成に向けて進捗を図っています。
企業誘致については、
新型コロナウイルス感染症のまん延により世界経済が深刻な状況に陥り、先行きが見通せず新たな設備投資の先送りや凍結を余儀なくされる企業が出ている一方で、感染症への
リスク回避のため海外に生産拠点を据えていた企業の国内回帰の動きも出ていることから、今後の
企業動向を注視し、情報収集に努めるとともに、引き続き
本市ゆかりの企業や個人へ情報提供を行い、県などと連携して
誘致活動を進めていきます。 次に、本市の
雇用情勢について申し上げます。
厚生労働省が発表しています
新型コロナウイルス感染症に起因する全国や福井県における
雇用状況については、
雇用調整や解雇、雇い止めなど厳しさが増しています。 このような情勢の中で、
ハローワーク大野への聞き取りによりますと、
市内企業の努力により今のところ本市の雇用は守られているとのことです。 しかしながら、昨今の都市部での状況を踏まえますと今後、
雇用情勢が悪化することが考えられることから、引き続き動向を注視していきます。 次に、
都市マスタープランについて申し上げます。 7月14日に第1回大野市
都市マスタープラン改訂委員会を開催し、令和4年度の改訂に向けたスケジュールや市民意識アンケート調査の内容などについてご意見を頂きました。 現在は、市民意識アンケート調査を実施しています。 次に、観光振興について申し上げます。 開駅後の道の駅越前お
おの荒島の郷を訪れた方に市内を回遊してもらうため、今月25日、市内の民間体験事業者14者の参加を得て、売れる体験メニューの造成や受け入れサービスを学ぶ1回目のワークショップを開催しました。 今後もワークショップを行い、体験メニューを掲載した観光案内情報誌やホームページなどの広報媒体の制作に着手していきます。 次に、3番目の柱、自然が元気について申し上げます。 まず、第三次大野市環境基本計画について申し上げます。 7月31日に第2回大野市環境保全対策審議会を開催し、小中学生を含む市民と事業者向けに行ったアンケート結果について報告しました。 現行計画の検証やアンケート結果の分析を進め、基本テーマや基本方針案について検討していきます。 次に、水への恩返し事業について申し上げます。 7月から、水の循環講座を開催しています。 市民向けにスイスイ課外授業、小学生向けにスイスイ課外授業ジュニアを水に関する学習研究施設越前おおの水のがっこうにおいて開催し、水の循環によって結び付く大野のさまざまなことを楽しみながら学びました。 また7月28日に、本市とフランスのオルレアン市、ベナンのパラクー市と連携して製作した水のボードゲームP2Oと一緒に青い宝石を守ろうについて、それぞれの都市で同時に報道発表を行いました。 越前おおの水のがっこうや本願清水イトヨの里などに設置し、水を学ぶツールの一つとして講座や出張授業などで活用していきます。 次に、4番目の柱、行財政改革について申し上げます。 まず、大野市行政改革推進プランについて申し上げます。 7月28日に、大野市行政改革戦略会議を開催し、大野市行政改革推進プランの策定の考え方についてご意見を頂きました。 本プランは、第六次大野市
総合計画前期基本計画に位置付けられる施策を基本として新たに定めていきます。 次に、
デジタル化の推進について申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の終息まで時間を要する中で、新たな日常の実現に向けてオンライン化も含めた行政手続きの見直し、手数料や使用料のキャッシュレス化とこれら
デジタル化を実現するための基盤整備などの検討を進めてきました。 このうち手続きのオンライン化につきまして、電子申請サービスを利用したオンライン化を拡充しました。 また手数料や使用料の
キャッシュレス決済の導入に必要な経費と
リモート環境を実現するために必要な経費を計上した
補正予算案を本定例会に提出しています。 現在、国においては書面、押印、対面を求める行政手続きの見直しを進めており、今後、関係法令の見直しやガイドラインの策定が予定されていることから、行政の
デジタル化を進めていきたいと考えています。 次に、ふるさと納税について申し上げます。 6月から
新型コロナウイルス感染症対策や子育て支援など9分野の使い道を設定し、寄付を募っています。 使い道を設定したことや
感染症対策への市民からの寄付が増加したことなどから、4月から7月までの寄付の件数は前年比約2倍の747件、金額は2.3倍の約1,655万円となっています。 また返礼品については、
新規事業者の募集や商品の追加を随時行っており、寄付者が多くの選択肢から選ぶことができ、寄付額の増加につながるよう努めていきます。 次に、地域おこし協力隊について申し上げます。 4月から隊員を募集し、8月1日付けで2人の隊員が着任しました。 隊員には市民と積極的に交流を深めていただく中で、観光振興と空き家利活用の促進とそれぞれに企画や実践を通じ、本市に新たな風を吹き込んでいただくことを期待しています。 今後も、引き続き、隊員の募集を行っていきます。 次に、国勢調査について申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の影響により、全国的に調査の遅れなどが心配されることから、調査書類の配布期間の延長のほか、結果速報の4カ月の延期などを定めた国の対応方針が7月に発表されました。 本市におきましては、区長各位のご協力により推薦いただいた183人の調査員が、今月28日、総務大臣から任命されました。 今後、全国的な国勢調査の広報がテレビやラジオ、新聞、インターネットなど、多様な方法により展開されますので、本市においてもこれに合わせて広報おおのやホームページなどで市民への周知に努めていきます。 また調査の回答については、新型コロナウイルスの感染予防に留意し、パソコンやスマートフォンで簡単に入力できるインターネットによる回答と郵送による回答を推奨していきます。 それでは、ただ今上程されました各議案の概要についてご説明申し上げます。 予算議案につきましては、一般会計と三つの特別会計について
補正予算案を提出し、ご審議をお願いするものです。 一般会計の主なものといたしましては、これまでに述べさせていただきました経費など合計3億2,701万円を追加し、予算累計額を222億4,552万9,000円とするものです。 和泉診療所事業特別会計では
新型コロナウイルス感染症対策に係る経費を、介護保険事業特別会計では令和元年度介護保険料余剰金の基金への積み立てと令和元年度の国県負担金の超過交付分の返還金などを、農業集落排水事業特別会計では令和元年度決算による各
管理運営経費の余剰金の基金への積み立てなどを計上しています。 次に、条例議案といたしましては、大野市中小企業緊急経営安定対策利子補給金基金設置条例案と
大野市道の駅越前お
おの荒島の
郷設置条例案の2議案、その他議案としましては、市道路線の認定と令和元年度大野市歳入歳出決算認定について、令和元年度大野市水道事業会計の決算認定についてなど7議案を提出いたしており、合計13議案についてご審議をお願いするものです。 各議案の内容につきましては、それぞれ担当部局長が説明しますので、慎重にご審議の上、妥当なるご決議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
梅林厚子君) 企画総務部長、川端さん。 (企画総務部長 川端秀和君 登壇)
◎企画総務部長(川端秀和君) 私からは、議案第48号から議案第51号までの令和2年度各会計
補正予算案、議案第57号と議案第58号の専決処分の承認を求める議案、議案第59号と議案第60号の令和元年度各会計決算認定の議案、合わせて8議案についてご説明申し上げます。 最初に、 議案第48号 令和2年度大野市一般会計
補正予算(第7号)案について、ご説明申し上げます。 本会計は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億2,701万円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ222億4,552万9,000円とするものでございます。 歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、3㌻から5㌻の第1表歳入歳出予算補正にお示ししてあるとおりでございます。 4㌻の歳出に沿って、主な歳出からご説明申し上げます。 款1議会費では、議会運営経費432万円の減額を、款2総務費では、
指定管理者休業協力金1,100万円、
リモート環境整備事業1,452万7,000円など、合わせて4,051万8,000円の増額を。 款3民生費では、社会福祉
施設整備事業補助2,691万7,000円、がんばれ
大野っ子応援給付金事業528万円など、合わせて3,845万2,000円の増額を。 款4衛生費では、予防接種事業236万9,000円など、合わせて336万9,000円の増額を。 款5労働費では、働く人にやさしい企業応援事業29万5,000円の減額を。 款6農林水産業費では、県単土地改良事業162万円、間伐材バイオマス安定供給支援事業補助187万5,000円など、合わせて424万2,000円の増額を。 款7商工費では、がんばれ
大野地域応援券事業9,121万円、中小企業緊急経営安定対策利子補給金基金積立2,100万円など、合わせて1億761万5,000円の増額を。 款8土木費では、「まるごと道の駅」拠点整備事業9,084万2,000円など、合わせて9,170万3,000円の増額を。 款9消防費では、消防団消防操法大会出場経費409万4,000円減額など、合わせて574万4,000円の減額を。 款10教育費では、小学校施設営繕事業2,696万9,000円、中学校施設営繕事業3,131万4,000円など、合わせて4,753万3,000円の増額を。 款11災害復旧費では、林道施設補助災害復旧事業393万7,000円の増額を、それぞれ計上させていただいております。 これらの財源といたしまして、3㌻の歳入にありますとおりそれぞれ歳入を見込んでおり、主な歳入といたしまして、款14国庫支出金では、国庫補助金で
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金4億5,004万円、へき地児童生徒援助費等補助金372万円など、合わせて4億5,381万4,000円の増額を。 款15県支出金では、県負担金で林道施設補助災害復旧事業負担金255万9,000円、県補助金で市町協働による地域みらい応援プロジェクト補助金5,000万円、公立
小中学校適正規模化支援事業補助金372万円など、合わせて5,932万2,000円の増額を。 款20諸収入では、名水マラソン参加料1,145万5,000円減額、スポーツ振興くじ助成金800万円減額など、合わせて1,957万円の減額を。 款21市債では、林道整備事業債260万円、道路整備事業債820万円など合わせて1,200万円の増額を、それぞれ計上させていただいております。 これらの財源のほかに、款18繰入金で合併振興基金繰入金3,600万円、森林環境譲与税基金繰入金587万5,000円の増額などとともに、
財政調整基金繰入金で2億2,115万8,000円の減額をお願いし、このたびの補正の収支の均衡を図っております。 第2条債務負担行為の補正につきましては、6㌻の第2表債務負担行為補正にお示ししてあるとおり、
大野市道の駅越前お
おの荒島の郷管理委託について期間と限度額を定め、追加させていただくものでございます。 第3条地方債の補正では、7㌻の第3表地方債補正にお示ししてあるとおり、災害復旧事業について限度額と起債の方法、利率、償還の方法を定め、追加するとともに、道路整備事業と過疎対策事業について、借入限度額の変更をさせていただくもので、変更後の起債の方法、利率、償還の方法につきましては、補正前と変更はございません。 次に、 議案第49号 令和2年度大野市和泉診療所事業特別会計
補正予算(第1号)案について、ご説明申し上げます。 本会計では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ100万円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ9,727万7,000円とするもので、和泉診療所
管理運営経費の増額をお願いし、その財源といたしまして
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金を充当させていただくことといたしております。 次に、 議案第50号 令和2年度大野市介護保険事業特別会計
補正予算(第2号)案について、ご説明申し上げます。 本会計では、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,086万1,000円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ40億1,345万5,000円とするもので、令和元年度の事業費の確定、精算に伴い、介護給付費準備基金積立金2,949万4,000円、国庫支出金等償還金782万3,000円などの増額をお願いし、その財源といたしまして、前年度繰越金などを充当させていただくことといたしております。 併せまして、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ54万2戦円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ1,323万6,000円とするものでございます。 次に、 議案第51号 令和2年度大野市農業集落排水事業特別会計
補正予算(第1号)案について、ご説明申し上げます。 本会計では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ839万1,000円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ3億2,228万4,000円とするもので、消費税額の確定による経費、令和元年度事業費の確定に伴う各処理区
管理運営経費の剰余金積立などの増額をお願いし、その財源といたしまして、前年度繰越金などを充当させていただくことといたしております。 次に、 議案第57号 専決処分の承認を求めるこについて(令和2年度大野市一般会計
補正予算(第5号))について、ご説明申し上げます。 本議案につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策に係る経費について、地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年度大野市一般会計
補正予算(第5号)を、令和2年7月7日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により、これを議会に報告し、承認を求めるものでございます。 本
補正予算では、歳入歳出それぞれ7,924万5,000円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ218億3,973万1,000円とさせていただいたところでございます。 歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、3㌻から4㌻の第1表 歳入歳出予算補正にお示ししてあるとおりでございます。 4㌻第1表の歳出に沿って、歳出からご説明させていただきます。 款3民生費では、民間保育所等運営費876万2,000円、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業2,675万9,000円など、合わせて4,416万円の増額を。 款4衛生費では、出産・育児スタート応援事業100万円の増額を。 款7商工費では、観光誘客等推進事業2,056万4,000円の増額を。 款10教育費では、小学校
管理運営経費743万7,000円、中学校
管理運営経費362万円など、合わせて1,352万1,000円の増額を、それぞれ計上させていただいております。 次に、3㌻第1表の歳入についてご説明させていただきます。 款14国庫支出金では、国庫補助金で
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金2,800万円、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費補助金2,556万円など、合わせて7,247万8,000円の増額を。 款15県支出金では、社会福祉施設等における
感染拡大防止対策費補助金1,030万円、子ども・子育て支援交付金109万8,000円減額など、合わせて928万2,000円の増額を。 款18繰入金では、
財政調整基金繰入金251万5,000円を減額させていただいております。 次に、 議案第58号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度大野市一般会計
補正予算(第6号))について、ご説明申し上げます。 本議案につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策に係る経費について、地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年度大野市一般会計
補正予算(第6号)を、令和2年7月28日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により、これを議会に報告し、承認を求めるものでございます。 本
補正予算では、歳入歳出それぞれ7,878万8,000円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ219億1,851万9,000円とさせていただいたところでございます。 歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、3㌻から4㌻の第1表歳入歳出予算補正にお示ししてあるとおりでございます。 4㌻第1表の歳出に沿って、主な歳出からご説明させていただきます。 款2総務費では、防災資機材整備事業4,110万6,000円など、合わせて4,183万1,000円の増額を。 款3民生費では、
児童センター管理運営経費20万1,000円の増額を。 款4衛生費では、保健衛生総務事務経費41万8,000円の増額を。 款7商工費では、中小企業グループ消費拡大事業補助1,000万円など、合わせて1,180万円の増額を。 款10教育費では、小学校施設維持補修経費345万円、小学校教材備品整備経費732万円、心をひとつにおどり結び事業959万4,000円など、合わせて2,453万8,000円の増額を、それぞれ計上させていただいております。 次に、3㌻第1表に沿って、歳入についてご説明させていただきます。 款14国庫支出金では、国庫補助金で
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億545万7,000円の増額を。 款18繰入金では、
財政調整基金繰入金2,666万9,000円を減額させていただいております。 次に、 議案第59号 令和元年度大野市歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。 本議案は、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度大野市一般会計及び特別会計の歳入歳出決算について、監査委員の意見を付けて議会の認定をお願いするものでございます。 なお関連いたしまして、主要な施策の成果に関する報告書を添付させていただいておりますので、後ほどご覧いただきますようお願い申し上げます。 決算書の内容などにつきましては、別に説明の機会をいただけると存じますので、ここでは総括表で説明をさせていただきます。 令和元年度 福井県大野市歳入歳出決算書の3㌻をお開きください。 まず一般会計ですが、予算現額205億2,073万8,000円、歳入決算額189億3,287万4,921円、歳出決算額180億4,407万6,543円、差引残額8億8,879万8,378円となりました。 また特別会計について7会計全体で申し上げますと、予算現額102億1,842万8,000円、歳入決算額101億2,038万2,801円、歳出決算額99億2,525万5,693円、差引残額1億9,512万7,108円となり、各特別会計の内訳は表にお示ししてあるとおりでございます。 一般会計と特別会計の合計額は、最下段にございますように、予算現額307億3,916万6,000円、歳入決算額290億5,325万7,722円、歳出決算額279億6,933万2,236円、差引残額10億8,392万5,486円となりました。 いずれの会計におきましても、歳入決算額から歳出決算額を差し引いた形式収支額は黒字又はゼロとなっており、翌年度への繰越財源を差し引いた実質収支額におきましても同じく黒字又はゼロとなっております。 なお各会計の歳入歳出決算書、事項別明細書、実質収支に関する調書なども添付しておりますので、後ほどご覧いただきたいと存じます。 続きまして、 議案第60号 令和元年度大野市水道事業会計の決算認定についてご説明申し上げます。 議案は、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、令和元年度大野市水道事業会計の決算について、監査委員の意見を付けて議会の認定をお願いするものでございます。 令和元年度大野市水道事業会計決算書の1㌻、水道事業決算報告書をお開きください。 収益的収入及び支出の収入、第1款水道事業収益につきましては、予算額合計1億6,712万1,000円、決算額1億6,286万5,252円、予算額に比べ425万5,748円の減で、同じく支出、第2款水道事業費用につきましては、予算額合計1億5,111万4,000円、決算額1億4,229万1,219円、不用額882万2,781円となりました。 次に、2㌻をお開きください。 資本的収入及び支出の収入、第3款資本的収入では、予算額合計6,791万円、決算額6,542万9,804円、予算額に比べ248万196円の減で、同じく支出、第4款資本的支出では、予算額合計1億3,237万4,000円、決算額1億2,635万8,970円、不用額601万5,030円となりました。 なお欄外に記してございますように、資本的収入額が資本的支出額に不足する額6,092万9,166円につきましては、過年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額などで補てんいたしております。 3㌻以降には損益計算書、貸借対照表などの関係調書を添付しておりますので、後ほどご覧いただきたいと存じます。 私からの説明は、以上でございます。 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
梅林厚子君)
産経建設部長、朝日さん。 (
産経建設部長 朝日俊雄君 登壇)
◎
産経建設部長(朝日俊雄君) 私からは、
産経建設部が所管いたします議案第52号から議案第56号までの5議案についてご説明申し上げます。 最初に、 議案第52号 大野市中小企業緊急経営安定対策利子補給金基金設置条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、福井県
経営安定資金(
新型コロナウイルス対策分)の融資を受けた市内中小企業者の利子補給に要する経費の財源に充てるための基金を設置するものです。 基金として積み立てる額は一般会計歳入歳出予算で定める額とし、基金は利子補給事業に必要な財源に充てる場合に限り処分することができます。 この条例は公布の日から施行し、令和6年3月31日限りで効力を失います。 次に、 議案第53号
大野市道の駅越前お
おの荒島の
郷設置条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、道路利用者の利便性の向上や地域資源情報の発信、農林水産物及び地域特産品の販売を行うとともに地域の防災機能の充実を図るため新たに道の駅を設置するものです。 名称は道の駅越前お
おの荒島の郷、位置は大野市蕨生第137号21番地1、施設には地域振興施設、道路管理施設、付帯施設、地方創生施設がございます。 地域振興施設の開館時間は午前9時から午後6時までで、
休館日は12月31日と1月1日で、道路管理施設は常時ご利用できます。 施行日は、令和3年4月1日でございます。 次に、 議案第54号 市道路線の認定についてご説明申し上げます。
中部縦貫自動車道整備に伴う市道路線及び日常生活に重要な役割を担う市道路線について、別紙の市道路線認定調書のとおり、新規認定を2路線、変更を4路線、廃止を1路線お願いするもので、道路法の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、 議案第55号
指定管理者の指定について(
大野市道の駅越前お
おの荒島の郷)についてご説明申し上げます。
大野市道の駅越前お
おの荒島の郷の地域振興施設、道路管理施設、付帯施設のうちクライミングピナクル及びカヌー池を除く施設の
指定管理者として、
中日本ハイウェイ・
エンジニアリング名古屋株式会社を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 指定期間は、令和3年4月1日から令和13年3月31日までの10カ年でございます。 最後に、 議案第56号
大野市道の
駅POSレジシステム売買契約の締結についてご説明申し上げます。 道の駅越前お
おの荒島の郷及び道の駅九頭竜のPOSレジシステム一式を導入するための売買契約の締結でございまして、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 契約名は
大野市道の
駅POSレジシステム売買契約で、契約金額は2,725万8,000円、うち消費税額及び地方消費税額は247万8,000円でございます。 契約の相手方は、福井市問屋町4丁目114 株式会社中部テラオカ福井営業所所長小林裕典でございます 以上でございます。 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
梅林厚子君) ただ今議題となっております議案に対する質疑を含め、
一般質問は9月7日、8日に行います。 質問通告は、明後日9月2日の午前10時までにお願いいたします。 (副市長 田中雄一郎君 退場)
○議長(
梅林厚子君) 日程第4、 議案第61号 副市長の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 市長、石山さん。 (市長
石山志保君 登壇)
◎市長(
石山志保君) ただ今上程されました 議案第61号 副市長の選任についてご説明申し上げます。 現副市長の田中雄一郎氏の任期が令和2年9月5日で満了となりますので、その後任として、引き続き、大野市泉町12番36号、田中雄一郎氏を副市長に選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるものであります。 経歴につきましては、お手元に配布してあるとおりでありますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
梅林厚子君) お諮りいたします。 本案は、人事に関する案件でありますので、質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
○議長(
梅林厚子君) これにご異議ありませんか。 (「異議あり」の声あり)
○議長(
梅林厚子君) ご異議がございましたので、これより質疑を行います。 (沈黙)
○議長(
梅林厚子君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、
会議規則第37条第3号の規定により委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
梅林厚子君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (沈黙)
○議長(
梅林厚子君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第61号 副市長の選任について電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いいたします。 (事務局、電子採決の準備)
○議長(
梅林厚子君) お諮りいたします。 ただ今議題となっております 議案第61号 副市長の選任についてこれに同意することに賛成の方は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決)